理研ビタミンでは「食を通じて健康と豊かな食生活を提供する」をモットーに、海藻などの健康効果を研究し続けています。そんな私たちが、現代人の大きな悩みの一つである
“肥満”を解消する可能性を秘めた成分として発見したのが「海藻ポリフェノール」です。
理研ビタミン株式会社 海藻ポリフェノール開発担当
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理研ビタミンでは「食を通じて健康と豊かな食生活を提供する」をモットーに、海藻などの健康効果を研究し続けています。そんな私たちが、現代人の大きな悩みの一つである
“肥満”を解消する可能性を秘めた成分として発見したのが「海藻ポリフェノール」です。
理研ビタミン株式会社 海藻ポリフェノール開発担当
ポリフェノールといえば、赤ワインやお茶、チョコレートの健康成分として有名ですが、海の中の海藻にも良質なポリフェノールが含まれています。ひとくちに海藻といってもその種類は実に豊富で、世界中で8000種以上が生息しています。その中で私たちが目をつけたのが、北欧やカナダの海に生息するヒバマタ科の「アスコフィラム・ノドサム」という海藻です。なぜならば、この「アスコフィラム・ノドサム」に含まれているポリフェノールは、脂肪に対する効果が他の海藻よりもとても強いことが分かったからです。
ブドウに含まれるアントシアニンやお茶に含まれるカテキンなど、ひとくちにポリフェノールといっても、「その構造、特長、持っている機能性」は様々です。理研ビタミンの海藻ポリフェノールの主成分はフロロタンニンというポリフェノールで、これは、フロログルシノールという小さなポリフェノールがたくさんつながった構造をしており、分子量がとても大きいのが特長です。
一般に分子量の大きいタンニンのようなポリフェノールは、脂肪を分解する酵素「リパーゼ」の働きを弱めることが知られています。そこで海藻ポリフェノールがリパーゼの働きに対する影響を調べたところ、リパーゼの働きを強く抑制することが分かりました。
体の中でリパーゼの働きが弱まると、食べた脂肪が消化されにくくなります。ですから、消化されない脂肪は体に吸収されずに、そのまま排泄されると考えられます。