北米ラーメン市場の拡大に対応し、ポークエキスの生産能力を増強します

　理研ビタミン株式会社（本社：東京都新宿区、社長：山木一彦）は、ポークエキスの製造拠点であるGuymon Extracts Inc.（米オクラホマ州、以下ガイモン・エクストラクツ）に設備投資を行い、生産能力を年間約2,000トンまで高めます。これは現在の生産量の約1.5倍にあたり、成長している北米ラーメン市場の需要に対応するものです。新しい設備の稼働は2025年9月を予定しています。

　ガイモン・エクストラクツは2004年に設立し、2005年からポークエキスの製造を開始しました。現在は主に北米市場向けにポークエキス製品を生産し、販売会社であるRiken Vitamin USA Inc. および卸店を通じて、ラーメン店や日本食レストランなどに販売しています。
　米国ではラーメンがすでにブームを超えて食文化に定着しつつあり、今後も市場成長が続くと見込まれています。今回の設備投資で生産能力を増強し、増加する需要に対応します。また、商品製造に伴う副産物の再資源化に取り組み、廃棄物の削減を図ります。当社は中期経営計画で北米を重点エリアとしており、将来のさらなる設備投資も視野に北米での事業展開を強化していきます。

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