東京工場に新たなビタミンミックス製造棟を建設

　理研ビタミン株式会社（本社：東京都新宿区、社長：望月敦）は、東京工場（東京都板橋区）に新たなビタミンミックスの製造棟を建設し、8月5日（火）に竣工式を執り行いました。製造棟の建設はビタミンの需要増加に対応するもので、今後、現在使用している製造棟からラインを移管することで、ビタミンミックスの生産能力は従来の2倍近くになる見込みです。

　「ビタミンミックス」とは複数のビタミンを調合した製品です。当社は食品・医薬品メーカー向けにビタミンミックスを原料として製造・販売しており、国内トップシェアを持っています（当社調べ）。各種ビタミンをあらかじめ調合して販売することで、使用するメーカーの管理コスト・調達コストの低減や、製造負荷の低減といった価値提供にもつながっています。

　近年、高齢化の進行や新型コロナウイルスの感染拡大などを契機とした健康意識の高まりによって、ビタミンを配合した食品や飲料の市場は拡大しています。これに伴い当社のビタミンミックス販売数量も年々伸長しており、今後も需要の増加が見込まれるため、生産能力を増強し、増加する需要に対応します。

　当社は今後も「持続可能な社会をスペシャリティな製品とサービスで支え、成長する会社になる」という中長期ビジョンのもと、すべての人々の健康と豊かな食生活に貢献します。

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