改良剤事業

改良剤事業では、さまざまな加工食品の品質や生産性を向上させる食品用改良剤と、その食品用改良剤の研究開発で培った技術を工業用分野に応用した化成品用改良剤によって、お客さまが抱える課題を解決するソリューション提案を行っています。

食品改良剤

食品の「おいしさ」を総合プロデュース

食品改良剤

加工食品の品質を高める食品用改良剤。
ビタミンAで培った分子蒸留技術を応用し、1959年に蒸留モノグリセライドの工業化に成功して以降、食品用乳化剤をはじめ、加工油脂、天然系着色料、ビタミンE等、多種多様な機能を持つ食品用改良剤を加工食品メーカ ー等にお届けしています。 理研ビタミンではお客さまが求めるおいしさ、品質の向上・安定等の多様なご要望を解決すべく、それぞれの製造工程に適した食品用改良剤のご提案や当社製品を使った試作等、お客さまと協同で課題解決に取り組んでいます。

主な機能例

乳化

乳化

水分と油分をきれいに混ぜ合わせます。

老化防止

老化防止

固くなるのを防ぎ、しっとり、ふんわりした食感にします。

起泡

起泡

スポンジ生地やクリームの泡立ちを助け、泡を固定させます。

凝固

凝固

風味豊かな豆腐を効率よくつくれます。

粘着防止

粘着防止

粘着性の高い食品をほぐれやすくします。

食品改良

食品改良

パリパリ、サクサク、しっとり、色々な食感にします。

着色

着色

視覚に訴えるおいしさをプラスします。

栄養強化

栄養強化

ビタミンE、各種ビタミンを加え、栄養を強化します。

酸化防止

酸化防止

ビタミンEで酸化を防ぎ、風味を保ちます。

化成品用改良剤

食で培った技術と高い安全性を工業分野へ

化成品用改良剤

食品用改良剤で培った技術を化成品用改良剤として応用し、プラスチック・農業用フィルム・食品用包材・ゴム製品・化粧品等の工業用分野に展開しています。
理研ビタミンの化成品用改良剤は、食品用改良剤を応用したもので、工業用分野の中でも特に安全性の求められる製品に多く使用されています。また、持続可能な社会の実現に向けた環境に優しい製品も提供しています。
各メーカーのお客さまからそれぞれのご要望や課題を汲み取り、食品用で磨いた応用力を活かして、様々な機能の改良剤を用途に合わせカスタマイズし、提案しています。
お客さまの課題を解決すると同時に、その先のお客さまの利便性の向上にも貢献しています。

主な機能例

防曇

防曇

表面の水滴による曇りを防ぎます。

可塑

可塑

固いプラスチックを柔らかくします。

滑性

滑性

加工時の滑りを良くし安定させ、外観や生産性、表面性を向上させます。

帯電防止

帯電防止

静電気を抑え、ほこりを付きにくくします。

増粘

増粘

粘度を高め、手からこぼれにくくします。

洗浄

洗浄

優れた洗浄力があり、泡立ちを良くします。

離型

離型

型から製品を取り出しやすくします。

分散

分散

フィラー、木粉等の混ざりにくいものを均ーに分散させます。

酸化防止

酸化防止

プラスチックなどの加工時、成型後の酸化を抑えます。

食品用改良剤の研究開発拠点 アプリケーション&イノベーションセンター

食品用改良剤の研究開発拠点 アプリケーション&イノベーションセンター

加工食品メーカーさまの課題解決や、新しい付加価値の提案を行う研究開発施設です。
幅広い加工食品分野の最新設備を備えており、専門知識や応用技術を持つスタッフと加工食品メーカーなどのお客さまが一緒に、当社の食品用改良剤を使用した食品を試作することができます。 海外のアプリケーションセンターとも連携しています。