理研ビタミンのeco包装
理研ビタミングループは、「持続可能な社会をスペシャリティな製品とサービスで支え、成長する会社になる」という中長期ビジョンのもと、環境に配慮した包装容器の採用拡大に取り組んでいます。
「理研ビタミンのeco」マーク

理研ビタミングループは、環境省が作成した「環境表示ガイドライン」に則り、環境負荷低減への取り組みを行った商品に対し、独自のマークを商品に記載し、自己宣言による環境主張を行っています。
「生物が安心して棲めるきれいな環境を目指す」「生き物に優しい、人に優しい、地球に優しい」をコンセプトにデザインしたマークを導入することで、当社の取り組み内容をお客さまにお伝えしています。
現在、家庭用市販品の「ふえるわかめちゃん®」「わかめスープ」シリーズの一部商品のパッケージにマークを表示しています。表示の際は、具体的な取り組み内容(例:パッケージをコンパクトにしました など)を併記しています。
- パッケージのコンパクト化(2023年~)
内容量は変更せずにパッケージのサイズを小さくし、プラスチック使用量の削減に貢献しています。
対象商品:ふえるわかめちゃん®シリーズ
ふえるわかめちゃん®シリーズ全体で:年間4トンのプラ削減※

※2022年度出荷実績に基づく当社試算
- 外袋をプラスチックから紙パッケージに変更(2023年~)
外袋パッケージの紙使用比率を高め、プラスチック使用量の削減に貢献しています。
対象商品:わかめスープシリーズ 3袋入り
わかめスープシリーズ 3袋入り全体で:年間10トンのプラ削減※

※2022年度出荷実績に基づく当社試算
- 再生PET原料を30%使用したボトルを採用(2025年~)
2025年1月下旬製造分から、再生PET原料を含むボトルを採用し、新たなプラスチック使用量を削減します。
対象商品:「リケンのノンオイル」シリーズなど190ml品
「リケンのノンオイル」シリーズなどで:年間約96トンのプラ削減を見込む※

※2023年度出荷実績に基づく当社試算
- 外箱にFSC®認証紙を使用(2021年~)
森林保全につながるFSC®認証の紙を外箱に使用しています。
対象商品:わかめスープシリーズ 8袋入り

パッケージの環境負荷低減への取り組み
- シュリンクフィルムの薄肉化(2025年~)
2025年1月下旬製造分から、ボトルとキャップのシュリンクフィルムを約10%薄肉化し、プラスチック使用量を削減しています。
対象商品:「リケンのノンオイル」シリーズ380ml品

- バイオマスインキの採用(2022年~)
家庭用ドレッシングのシュリンクラベルに使用するインキとして、植物由来成分を含む「バイオマスインキ」を採用しています。
対象商品:「リケンのノンオイル」シリーズ190ml品380ml品など

パッケージのサステナブル化

ライフサイクルアセスメント(LCA※)
理研ビタミンでは、環境影響低減に配慮した製品を開発しています。製造、流通、消費者の使用・廃棄といった各段階を通しての、製品の環境への影響を把握するため、ライフサイクルアセスメント(LCA)手法による環境影響の算定を行いました。
※ライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)…原材料の製造から廃棄までのライフサイクル全体における環境影響を評価する手法
リケンのノンオイル 青じそ のLCA

2019年にリニューアルした、リケンのノンオイル シリーズ「青じそ」のLCAを算定しました。
リニューアルでは、軽くなって持ち帰りやすく、落としても割れにくい、ペットボトル容器を採用しました。
リニューアルの結果、ライフサイクルでのCO₂排出量が18%削減されました。
- パッケージ・算定結果はリニューアル当時のもので、現行製品とは異なります
リケンのノンオイル セレクティ® あめ色玉ねぎ のLCA

2018年にリニューアルした、リケンのノンオイル セレクティ®シリーズ「あめ色玉ねぎ」のLCAを算定しました。
リニューアルでは、軽くなって持ち帰りやすく、落としても割れにくい、ペットボトル容器を採用しました。また、ドレッシング生産設備も刷新し、包材の洗浄、殺菌方法の変更による生産性の向上が図られています。
リニューアルの結果、ライフサイクルでのCO₂排出量が15%削減されました。
- パッケージ・算定結果はリニューアル当時のもので、現行製品とは異なります