フードロスの削減に向けて

理研ビタミングループは、マテリアリティの一つに「サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行」を掲げ、フードロスの削減に努めています。天然物の有効利用をポリシーに、創業以来培ってきた抽出・精製・濃縮技術や加工技術を活かし、未利用資源を有効活用することで、サステナブルで豊かな食生活に貢献していきます。

取り組み

サプライチェーン全体にわたる取り組み

原料開発
『素材力だし® 七素材の旨みだし』
開発したエキスを使用した商品の例
  • 未利用部位の活用

    ホクト株式会社と共同で、ブナシメジの未利用部位や規格外品を活用したきのこエキスを開発し、2024年に特許(特許第7588471号)を取得しました。開発したエキスは当社商品の自社原料として使用しています。

製造
草加工場 新規搬送設備
新規搬送設備の導入によるロス削減(草加工場)
  • 製造時のムダ削減

    生産性の高い製造設備の導入や、QC(品質管理)活動をはじめとする業務改善に取り組み、フードロスの発生抑制につなげています。製造工程で生じた廃油やだしがらは、発電エネルギー源や飼料・肥料化によって、循環資源としての利用に取り組んでいます。

流通・消費
賞味期限を年月表示へ変更
表示変更イメージ
  • 賞味期限を年月表示へ変更

    賞味期限の年月表示は、フードロスの削減だけでなく、物流や流通段階における在庫管理の効率化にもつながる、サプライチェーン全体にかかわる取り組みです。これまでに、家庭用市販品の「ふえるわかめちゃん®」「わかめスープ」「素材力だし®」シリーズの賞味期限表示を「年月日」から「年月」表示に変更しています。

食品廃棄物等発生量の推移